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オッペンハイマー

  十数年ぶりに映画館に行き、チケットの買い方から分からず戸惑いました。アカデミー賞で話題になっている「オッペンハイマー」は上映時間が3時間、核爆発の音が激しいので年寄りには苦痛でした。悪魔の爆弾を作ってしまった天才の苦悩を丁寧に描いていて、今の世界の核拡散の現実に意識が向き、考えさせられました。

  クリストファー・ノーランは原爆開発に関わった当時の著名な物理学者を多数登場させて、当時の現場の緊迫感と高揚感を高めたドキュメンタリー映画にしています。悲惨な被爆地の映像を意図的に入れないで、観客の想像力を求めているようです。

  80年前のあの戦争は、人類に「パンドラの箱」を開けさせてしまった。オッペンハイマーの苦悩は今では人類の苦悩に変わりました。スタンリー・キューブリックの作品に「博士の異常な愛情」というコメディタッチの核戦争ものがありました。戦いに破れかぶれになったリーダーが核のボタンを押すことも起こり得る。想像を超えて、それが現実になる時代だと思います。映画の中でトルーマンが「恨まれるのは私で、君ではない」とオッペンハイマーを罵倒するシーンは印象に残りました。

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Art NEWS

奥能登国際芸術祭2023

  能登半島の先端の珠洲市の全域で「奥能登国際芸術祭2023」(9月23日~11月12日)が開催されました。今年で3回目になります。遠くて不便な、奥能登の〈さいはて〉の過疎の街だからこその魅力があります。土までもやさしい能登のゆったり時間の中でコンテンポラリー・アートを楽しんできました。屋外・屋内作品は48ヶ所にも点在しています。印象に残った作品をご紹介します。

コウ・シュミン

秘境

城保奈美

海の上の幻

マリア・フェルナンダ・カルドーゾ

種のタイムカプセル

ラグジュアリー・ロジコ

家のささやき

奥村浩之

風と波

アナ・ラウラ・アナエズ

太古の響き

小山真徳

ボトルシップ

中島伽耶子

あかるい家

アレクサンドル・コンスタンチーノフ

珠洲街道五十三次

ファイグ・アフメッド

自身への扉

自然の造形

竜の屍?!-鉢ケ崎海岸-

海景-潮騒レストランから-

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NEWS

第69回一陽展

  国立新美術館で10月4日~10月16日まで開催された第69回一陽展は初日から多数の来場者でにぎわい好評のうちに終了しました。

  巡回展は「京都市京セラ美術館」で10月24日~29日まで開催されました。格式の高い会場で、関西支部の皆様の尽力で一陽会をアピールする充実した内容の展観であったと思います。