一陽展

  毎年秋に六本木の「国立新美術館」で開催されている「一陽展」に出品しています。「一陽展」は全国美術公募団体「一陽会」が主催する絵画、彫刻、版画の3部門からなり、コンテンポラリーな表現の場として多くの美術愛好家に支持されています。先輩からの貴重な学びの場であり、絵を愛する多くの仲間との出会いの場にもなっています。

  古代では、鏡は神秘でしたが、ガラスが近代建築の素材として登場するようになってからは、鏡映は日常に侵入して来ました。街を歩くと、柔らかな周りの自然が溶け込んでいる反射率8%のガラスの風景があり、一瞬、奇妙で不思議な感覚を覚えます。1992年の「第38回一陽展」に初入選して以来、油彩やアクリルで交錯する虚像の街をテーマにしてきました。「虚」と「実」の空間の重ね合わせで、透過・反射・屈折する光の現象を追究していきたいと思っています。

2025第71回一陽展 Landscape

1995第41回一陽展 LINEAR SPACE F100 石川県教育センター蔵
1996第42回一陽展 リニアースペース S60 石川県教育センター蔵
1997第43回一陽展 クリスタルアベニュー F100
1998第44回一陽展 ウインドーⅠ S100 石川県教育センター蔵
1999第45回一陽展 ’99ウインドー S100 石川県教育センター蔵
2000第46回一陽展 ’00ウインドー S100 石川県教育センター蔵
2001第47回一陽展 ’01ウインドー S100 石川県教育センター蔵
2002第48回一陽展 ’02ウインドー S100 文化庁現代美術選抜展
2003第49回一陽展 ’03ウインドー F130
2004第50回一陽展 ’04ウインドー F130 伏見高校蔵
2005第51回一陽展 ’05ウインドー F130
2006第52回一陽展 ’06ウインドー F130
2007第53回一陽展 ’07ウインドー F130
2008第54回一陽展 ’08ウインドー F130
2009第55回一陽展 ’09ウインドー複屈折 F130 小松明峰高校蔵
2010第56回一陽展 ’10Window-乱視- F130
2011第57回一陽展 ’11Landscape F130
2012第58回一陽展 ’12Landscape F130 会員賞 にぎわいの里ののいちカミーノ蔵
2013第59回一陽展 ’13Landscape M200
2013 木漏れ日 F130
2014第60回記念一陽展 ’14Landscape M200 60周年記念賞
2015第61回一陽展 ’15Landscape M200
2016第62回一陽展 ’16Landscape M200
2017第63回一陽展 ’17Landscape M200
2018第64回一陽展 ’18Landscape M200
2019第65回一陽展 ’19うたかたの記 M200
2021 うたかたの記 M200
2022第68回一陽展 2022Lattice M300
2023第69回一陽展 2023Landscape M300
2024第70回記念一陽展 2024Landscape M300
2025第71回一陽展 2025Landscape M300